「後悔しないお墓づくりのため」
これまでに弊社に集まった疑問と回答をお伝えします。
なぜ、お墓を建てるのでしょうか?
お墓は、亡くなった方を供養する場・亡き人の生きた証を残すものであるとともに、残されたご遺族が心の整理をつけ、いまを生きるための場でもあります。
自分や家族に起こった嬉しいこと・悲しいことなどを報告したり、迷ったときに心を落ち着かせたり…お墓はそんな大切な心のよりどころとなる場所なのです。
亡くなった、自分が直接知っている方だけでなく、自分に命を授けてくださったご先祖様がいて、現在があることに感謝し、未来に向かって家族のきずなを深めていくための尊い場を作ること… それがお墓を作ることであると私たちは考えています。
「お墓を建てなければいけない」と法律で決まっているわけではありません。 最近では散骨など、お骨を粉にして自然に帰し、お墓を建てない方もいらっしゃいます。 しかし、残された方、また子孫にとって、先祖をしのぼうにもお墓がなければかないません。自分一代のことだけでなく、その先々の子孫や残された人々のことを考えれば、やはりお墓は必要不可欠といえるのではないでしょうか。
お墓を建てるのに、一番大事なことはなんですか?
良い石材店(墓地区画から探される場合は良い霊園も)を見極めることではないかと思っています。
「石材店はどこも同じ」という見方もありますが、決してそんなことはありません。
お墓の購入は一生に一度あるかないかのことですから、必ず実際に見て話をし、信頼のおけるところに頼みましょう。
【良い石材店の選び方】
大川石材では、霊園のご紹介も無料でいたしますので、ご相談ください。
お墓を建てるのは、いつが良いのですか?
お墓を建てる時期に特に決まりはありませんので、いつ建ててもいいというのが答えです。
一般的には百か日、一周忌などの忌日にあわせてというケース、あるいは春秋のお彼岸やお盆などの行事にあわせてという場合が多いようです。また、最近では寿陵(じゅりょう)といって生前にお墓を建てる人も増えています。
お墓に適した石はどのようなものですか? やはり国産がいいのでしょうか。
お墓に使われている石の種類は三百種類にものぼり、国内だけでなく世界各国から輸入されています。
主な墓石材料
| 花崗岩 |
お墓の石として最もよく使われている。硬度がとても高く、磨くほどつやも出て、耐久性もある。一般的には「みかげ石」と呼ばれる。
例:庵治石・大島石・天山石 |
|---|---|
| 安山岩 |
花崗岩に次いで使われることの多い石材。吸水性がやや高いものの硬度が高く、耐久性もあり。
例:小松石・山崎石 |
| 斑レイ岩・閃緑岩 |
一般的には「黒みかげ」と呼ばれる。国内産の黒みかげは数が少なく高級品。
例:浮金石 |
代表的な国産墓石には、庵治石・大島石・天山石などがあり、採掘量などの問題から、少し割高な傾向があります。輸入石材にも耐久性や美しさに優れる石もありますので、予算を含め、色々とご検討いただければ…と思っています。
お墓の設置をお願いしてから、完成までどれくらい時間がかかりますか?
ご来店から、打合せを重ね、図面を作成してお墓が立つまで、だいたい2か月程度とお考えください。
お急ぎの場合は1か月程度での完成も可能ですので、お気軽にご相談ください。
自分の考えた形・デザインでお墓や記念碑を作っていただくことは出来ますか?
はい、可能です。強度や、加工できない形状等の問題で代替案を提案させていただく場合もありますので、まずはご希望をお聞かせくださいね。
また、モダンなデザイン墓石も取扱っておりますので、是非併せてご検討ください。
宗教を問わず、お墓を作っていただけますか?
はい、お作り致します。詳しくはお問い合わせください。
ローンを組んでお支払いすることは出来ますか?
はい、可能です。建墓ローン等もありますので、詳しくはお問い合わせください。
お墓に地震対策を施すことは出来ますか?
はい、出来ます。お客様のご要望に合わせご提案いたしますので、こちらも詳しくはお問い合わせください。
お墓には、どれくらい遺骨が入りますか? 納骨室がいっぱいになったら、どうすればよいでしょうか。
入る遺骨の量は、お墓のサイズや納骨室(カロート)の作りによって異なります。
亡くなられて50年以上たっているご先祖様の遺骨があれば、古いものから順にひとつの骨壺にまとめていく・または土に還していくという方法があります。こちらについては、霊園や寺院にご相談いただくと良いかと思います。
また、お墓をリフォームし、納骨室を広げることも可能です。ご相談ください。
お墓を建ててから、どれくらいたったらリフォームが必要ですか? また、どのようなリフォームが必要となってくるでしょうか。
お墓の大きさや材質にもよりますが、だいたい建ててから10年くらいたったら、一度お墓を見直してみるとよいのではないでしょうか。
先に述べた「納骨室を広くしたい」場合のほか、「草むしりが辛くなってきた」「耐震・免震工事をしたい」「変色してしまった」「水がたまりやすい」などはございませんか?
詳しくは、クリーニング・リフォーム・お引越しのページをご覧ください。
ふだんのお墓参りで、どのようにしてお墓のお手入れをすればよいでしょうか。
ツルツルした「磨いたタイプのお墓」は水を含ませたスポンジ・雑巾などで汚れを落とします。磨いたタイプではないお墓はたわしなどを使いましょう。いずれも、洗剤を使うと石を傷める場合がありますので、使用しないほうが良いでしょう。
また、故人がお酒好きの方の場合もあるとは思いますが、染み・変色の原因となる場合がありますので、出来ればお酒をお墓にかけないほうが良いでしょう。
自宅から墓地が遠いので、お墓を引越したいです。どうすればよいですか。
「転居などで墓地が遠くなり管理するのが難しくなった」また「故郷にあるお墓を守る人がいなくなった」等の理由があれば、お墓を別の場所に移すことが可能です。これを「改葬」(かいそう)といいます。
改葬には、次の手続きが必要です。
詳しくは、クリーニング・リフォーム・お引越しのページをご覧ください。
お墓の引っ越し(改葬)を考えているのですが、もとの墓地の永代使用料は返ってきますか?
契約されていた霊園の使用規則などに、使用料返還の規定がある場合は、一部返ってくる場合があります。
特に規定がない場合は、おそらく難しいかと思います。
寿陵(じゅりょう)とは何ですか? 節税になると聞いたのですが…
寿陵は「生前墓=生きているうちに建てるお墓」のことです。中国では古来より縁起の良いものとされています。
家族に経済的・心理的な負担をかけることを避けられ、自分で好きな石材や墓碑銘、デザイン等をゆっくり決められるので、生前にお墓のことを考えるのも良いと思います。
また、節税になるというのも事実です。
お墓は民法上「祭祀財産」にあたり、相続する際に分割すると不都合があることから、相続財産とは別に、「1人だけ」が受け継ぐものとされています。そのため、相続税がかかりません。
墓地区画の使用権をお持ちでない場合、無料で霊園等のご紹介もいたしますので、お気軽にご相談くださいね。
寺院や霊園に払う「永代使用料」「永代管理料」とはどういうものですか?
お墓や墓地は、普通の不動産と違い、土地の「所有権」を売買するものではありません。寺院や霊園から墓地区画の「(永代)使用権」を購入したり、譲渡されたりするものです。
この「墓地区画の(永代)使用権」を得るために支払うお金が「永代使用料」です。
「管理料」は霊園などの共有部(道路、駐車場など)の維持管理などに使われるお金です。
「永代管理料」として数十年分を前納する場合と、年払いなどで支払う場合があります。
霊園・寺院によって規約などは異なりますので、しっかりと確認しましょう。
大川石材さんに見学に行ったら、墓石を買わないといけませんか? 他の石材店さんも回ってもいいでしょうか。
もちろん、そのようなことはありません。どうぞお気軽においで下さいね。
無理におすすめすることはありませんし、大事なお墓のことですから、ゆっくりとお考えください。
疑問に思われる点はなんでも聞いていただければ幸いです。
お墓以外のものも作ってもらえますか?
灯篭(とうろう)、記念碑、オリジナル彫刻品等、承ります。ご相談ください。